「ちゃんと向き合う」って、何をすることだったんだろう

「ちゃんと向き合う」

子育てをしていると、

よく聞く言葉だけれど、

正直、どう解釈すればいいのか

ずっと分からなかった。

私はずっと、

何かを“してあげること”や、

“一緒に過ごすこと”くらいしか思い浮かばず、

それ以上を、

うまく言葉にできずにいた。

困難にぶつかるたび、

向き合っているつもりなのに、

うまくいっている実感はなかった。

説明しても、

納得しないと動けない。

急かすほど、逆になる。

北風と太陽だ。

その姿を前にして、

私の中で、

「向き合う」の意味が

少しずつ変わっていった。

この子は、

私の思う正解に合わせることより、

自分の中で腑に落ちることが

必要な子なんだ。

そう思うようになってから、

私は、

すぐに動かそうとするのを

やめた。

立ち止まる時間を

一緒に過ごす。

分かるまで、

言葉を重ねる。

答えを先に出すより、

この子が考えていることや反応を

待つ。

それは、

効率がいいわけでもなく、

楽でもない。

でも、私なりに、

この子を尊重する、

ということだった。

今でも、

迷う日もあるし、

うまくいかない日もある。

それでも私は、

「ちゃんと向き合う」という言葉を、

前より少し、

自分のものとして

使えるようになった気がしている。

去年の書き初めに書いた言葉は、
「子どもと向き合う」だった。

今年は、「整える」。

来年は、きっと、
「調和」なのだと思う。

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この記事を書いた人

答えよりも、向き合ってきた記録。

この場所では、
子どものことで悩み、
正解が分からなくなったときに、
母として立ち止まり、
考えてきたことを
言葉にしています。

敏感さや悩みながらの子育ての中で
「どうすればいいか」よりも、
すぐに答えを出せないまま、
立ち止まりながら考えてきました。

子育てのこと、暮らしのこと、学びのこと、
そして生き方のこと。
結論を急がず、
向き合い続ける時間と姿勢を、
ここに残しています。

ここにあるのは、答えではありません。
けれど
「私だけじゃない」と思って向き合える記録です。

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