言い聞かせがしんどくなったときに、私がやめた関わり方

周りの子には通用することが、

うちの子には、ほとんど効かなかった。

眠くても寝ない。

泣いても、気を逸らそうとしても、切り替えられない。

図鑑は最後まで捲らないと読み終われない等こだわりが強く、

子ども騙しや、食べ物で釣ることも、うまくいかなかった。

正直、どうしていいか分からなかった。

癇癪は激しく、

「ダメ」と伝えても、

なぜダメなのかが本人の中で腑に落ちないと、

前に進めなかった。

「言うことを聞かない子」に

見える瞬間もあった。

でも今振り返ると、

分からなかったのは子どもではなく、

私が、子どものことを分かってあげられていなかった

という気がしている。

きっと、繊細で、

感じ取る情報が多すぎて、

頭の中がずっと忙しかったのだと思う。

賢いんだろうな、と今は思う。

くるくると、

何かを考え続けているようだった。

たとえば、寝る前の時間。

布団に入ってからも、

その日あったことや思いついたことを、

次から次へと、

独り言のように小声で話し続けていた。

静かにしている、というより、

頭の中にあるものを、

外に出し切らないと終われない。

そんな様子に見えた。

力をかければかけるほど、

かえって固くなってしまう感じがあって。

この子との向き合い方って、

北風と太陽だなぁ。

ふと頭をよぎった。

それからは、

いいくるめたり、

こちらのペースに合わせさせようとすることをやめ、

私が受け止められる範囲の中で

選択肢を並べて、

どれにするかを本人に委ねるようにした。

腑に落ちていないときは、

なぜなのかを、説明した。

全部が自由だったわけではない。

でも、

選ぶところから関われるほうが、

この子には合っているように見えた。

自分で選ぶことが、

この子は好きなようだった。

落ち着くように見えたし、

心なしか、

自分で決めたこととして

向き合っているようにも感じた。

たった2歳。

それでも、しっかり

一人の人として向き合った。

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この記事を書いた人

答えよりも、向き合ってきた記録。

この場所では、
母として、女性として、
日々の中で立ち止まり、考え、選び取ってきたことを
言葉にしています。

子育てのこと、暮らしのこと、学びのこと、そして生き方。
結論を出すことより
向き合い続ける時間と姿勢を大切にしてきました。

ここにあるのが、答えではなく、記録です。

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