正直、扱いにくいと思っていた頃の私へ

正直に言うと、

あの頃の私は、

自分の子どもを

「扱いにくい」と思っていた。

今なら、

その言葉に少し引っかかるけれど、

当時は、

そう感じてしまう瞬間が多かった。

言い聞かせは通らない。

気持ちの切り替えも得意とはいえず

納得しないと動かない。

こだわり強く、記憶力もいい。

と思えば

気になったものに、すぐ引っ張られてしまう。

よく動く子だった。

身体も口も。

ベビーカーはほとんど拒否で、

じっとしているのが苦手。

睡眠も得意ではなくて、

安心できる場所や条件がそろわないと、

なかなか眠れなかった。

入眠前のマッサージ、今でも続いています。

お昼寝は、今も毎回ドライブ。

思い通りにならないことがあると、

癇癪が始まる。

いわゆる「わがまま」とは、

少し違う感じだった。

どうして、こんなに大変なんだろう。

うちだけ?

私が悪いの?

神経質になりすぎ?

子育て、向いてないのかな。

しつけができていないって、

思われているかもしれない。

でも現に、指示は通らないし、

そう思われてもおかしくない。

そんなふうに感じていた。

苦しくて、

なんでうちだけ、こんなに大変なんだろうと、

何度も思った。

やっと授かった子ども。

本当に可愛かったけど、

本当に大変だった。

そんなふうに、

外からの目と、

自分を責める気持ちの間で、

ずっと揺れていた。

辛かった。

でも、今の私から、

あの頃の私に言えることがある。

大変だと感じたということは、

あなたは、ちゃんと向き合っていたということ。

抜こうと思えば、

手は抜けた。

でも、抜かない事を選んでいた。

分からないなりに、

どうしたら伝わるかを考えていた。

どうしたら、

この子が少しでも安心できるかを、

必死に探していた。

妥協しなかった。

何をしたくて、

何を伝えたくて、

この行動をとっているのか。

理解してあげたかった。

子どもの成長の真っ最中にある時間を、

ただの消費にはしたくなかった。

うまくできていないように見えても、

投げ出さなかった。

それだけで、

十分だったと思う。

扱いにくいと思ってしまったことを、

恥じなくていい。

疲れていたんだから。

余裕がなかったんだから。

一生懸命やっていたんだから。

今なら、

あの頃の大変さの理由が、

少しだけ分かる。

あの子は、

分からないままでは動けない子だった。

腑に落ちないと、

前に進めない子だった。

それを、

当時の私は、

知らなかった。

理解が追いついていなかった

知識も乏しかった。

対応できていなかった。

2人とも苦しかったな。

もし今、

同じ場所で立ち止まっている人がいたら、

これだけは伝えたい。

あなたがダメだったわけじゃない。

あなたの子が、

間違っていたわけでもない。

ただ、

まだ言葉が追いついていなかっただけ。

もしかしたら、

そういう脳の仕組みなのかもしれない。

あなたのせいじゃない。

今すぐではなくても、

この子が自分でコントロールできるようになったとき

それはきっと、強みになる。

そう思えるようになった今、

最後に、

これだけ言いたい。

産まれてきてくれて、ありがとう。

学ばせてくれて、ありがとう。

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この記事を書いた人

答えよりも、向き合ってきた記録。

この場所では、
母として、女性として、
日々の中で立ち止まり、考え、選び取ってきたことを
言葉にしています。

子育てのこと、暮らしのこと、学びのこと、そして生き方。
結論を出すことより
向き合い続ける時間と姿勢を大切にしてきました。

ここにあるのが、答えではなく、記録です。

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